新米は安くなつたとラジオ言ふ、0km, 20260904

茂原で野良仕事に明け暮れる。休憩がてらパソコンを開いて、帰りはグリーン車に乗って東京の仕事を片付けた。すっかり兼業だな。

帰り道、知らない電話番号から着信がある。仕事の急用かと思って出てみるとオガワ。予期せぬ相手に可成り混乱した。中学の同級生だ。最後に会ったのはもう15年以上前か。

「いまNとMと飲んでんだよ。さっきまではTもいた」。出てくる名前がどれも懐かしい。「すごいな、お前ら仲いいな」「いやあ、たまたまみんな帰りの電車が一緒だったんだよ」。電車の本数の少ない町だから、いかにもありそうなことだ。「こんど40歳のタイミングで同窓会やるよ」「へえ」。「電話番号登録しておいてよ」「ごめん、しとく」「たまには飲んだりしようよ。連絡していい?」「もちろん」。なんと気さくな男か。昔からそうだった。

いや驚いた。あんまりのことで、会話の途中、「お前、頭おかしいぜ」と暴言を吐いてしまい反省している。英語の相槌程度の意味だったのだ。古い友人の声が聞けるとうれしいものだ。

彼らは、地元に対する、ある程度の共通の意識を持っているのだろう。ぼくは転校生だったし、あの町に対しての特別な思いがほとんどない。外部の観察者として彼らを眺めるのは楽しいかもしれない、と失礼なことを思う。同窓会に行くつもりはないが。

(現場ですね……)
今日のおれのマシン。
この庭を片付ける。ビフォー。そしてアフターは撮り忘れた。

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