朝、ムネの負傷交代を知る。走塁中にハムストリングを痛めたらしい。胸が痛む、と思って、これじゃ駄洒落じゃないかと気付いて笑う。とてもつらい。
午後、友人の蔵書の整理を手伝う。吉祥寺の「よみた屋」の如く積み上がった本を一度すべて端に寄せ、作業のスペースを確保したうえで本棚を二つ組み立て、設置し、本を収納していく。たいへんな重労働だったが、文学全集をテーブルにして休憩したり、作業のあとでマクドナルドを買ってきて、やはり床で食ったりしたのは楽しかった。部屋が片付き、これでようやく人間が生活できるというものだ。ほんとうにひどい状態だったから。友人曰く、「部屋が地獄」。
走らず。時間がなかった。
スワローズは8対7で勝った。2連勝とし、交流戦の勝率を五分に戻した。塩見が5番・ライトで出場し、適時打を含む2安打を放った。2年ぶりの復帰である。長いリハビリだった。よかった、よかった。9回裏、4点差で登板したクローザーのキハダは、内野陣がつぎつぎにエラーをして1点差に迫られ、なお2死満塁。一打で一気に逆転負けの状況で三振を奪い、なんとか勝ち切った。マウンド上で終始堂々と振る舞うキハダの姿には感動した。彼はアウトを5つか6つ分の投球をしていたのに、試合が終わらないのだからたいへんである。今日、キハダに完全に心を掴まれた。ユニフォームを買いたい気持ちはある。買いはしないけど。


