ひめもす、猫と寝る。
窓を開け放つと南からの熱い風が勢いよく吹き入る。この先の暑さが思い遣られるが今時分は心地よい。里山の緑が風に暴れて眩しい。
全身の筋肉が張り詰めている。とくに起き抜けは腰のあたりが強張る。ここを乗り越えたらいい結果を得られるだろうと期待している。
毎日セバスチャン・ベッテルに背中を押されている。彼の遠い背中を追いかけていると言ったほうが正しいか。いずれにしても、こうして話したこともない人(相手はスーパースターだ)と競えるというのは、マラソンのような競技の利点であり、美点でもあるだろう。
ミック・ジャガーのソロを何枚も聴く。清志郎とスプリングスティーンも聴く。元気が出る。
3人とも、どんな曲を歌ってもその歌声は無条件でぼくを慰撫する。よい歌唱というのはそういう力がある。当たり前だ。たとえばほかにも、アレサ・フランクリン、ノラ・ジョーンズ、オーティス・レディング、大貫妙子、八代亜紀、ちあきなおみ、ジョン・レノン、レオン・ラッセル、宇多田ヒカル、土岐麻子、矢野顕子、マーヴィン・ゲイ、キャロル・キング、エリック・クラプトン、坪倉唯子、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、広瀬香美、シンディ・ローパー、ビリー・ホリデイ、ボブ・マーリー、ユーミン、トム・ウェイツ、ジャニス・ジョップリン──きりがない。だが、こうした個人的な長いリストに頼って人は生きている。
東京ドームで巨人に快勝する。奥川が投げ、武岡や内山が守り、鈴木叶が打つ。最後はキハダが打者3人を抑える。じつに美しい勝利。
夜、平坦路で9キロのジョグ。いまは低負荷に徹する我慢のとき。
深夜、沖縄戦についてのドキュメンタリー番組と映画を見る。


