遅月や都市の夜景も見飽きたり、0km, 20261031

 五月雨や上野の山も見飽きたり 正岡子規

ある案件にかかりきりで、このサイトの更新をサボった。もう日曜日の深夜だが、以下、土曜日のこと。

昼まで寝てよい目覚め。前の晩はM君に会って夜遊びしていたのだった。

午後は編集のNが来て約6時間の企画会議。なかなか素材が面白い案件で、だからこそテーマもちゃんと面白くしようと頑張っている。我々の奮闘を平たく言えばそういうこと。

仕事のあとで銀座に向かって、企画の調査も兼ねて麻辣湯を食うことにした。

「麻辣湯食べたことないんです」

「うそだろお前。まあ、教えてやるよ。旨いよ」

調理された麻辣湯が運ばれてくると、Nのは黒きくらげばかり。

「白きくらげも合っただろ?」

「はい、黒だけにしました」

「バリエーションを楽しむとかではないんだよな」

「はい、偏食です」

「だな。はは」

本当に心から笑わせてくれるよい仲間だ。

まあ、それなり旨かったし、身体も温まってよいのだが、ぼくはすでに2回目の麻辣湯にして、客が具やスープを選ぶシステムを億劫に感じている。店側が、つまりプロが、旨いと思ったものを出しなよ、と。それに、タレによって味が変わりすぎるのもどうかと思う。ずいぶん大味ではないか。まあ、旨いけど。

帰路の車中はTOKYO FM。土曜の夜は草野マサムネと桑田佳祐の番組が続くからよい。桑田佳祐が昨年武道館で歌った吉田拓郎の「今日までそして明日から」が流されて、これが素晴らしかった。ぜひラジコで聞いてほしい。ついぼくも熱唱してしまい、助手席のNには申し訳なかった。リリース間近のライブ盤『九段下フォーク・フェスティバル’25』に収められている音源である。発売・配信開始はたしか火曜日と言っていたか。

近所のガソリン・スタンドに寄った。10月3日に納車されたスバルちゃんの初月の走行距離は約2300キロとなった。なにかと用件が立て込んでいて、東京・神奈川・千葉の外には出ていないのだが、だいぶ走らせた。無理もない。スバルちゃんに乗ってから、自宅まで最短距離で帰ったという記憶がないのだから。

辛さが7段階くらいから選べて、前回は0辛、今回は0.5辛にしたらけっこう辛い。変な食べ物だ。
ニコン最高。
と、わざわざ書くのは、ニコンが今年度の業績予想を下方修正したというニュースを読んだから。製品の質は素晴らしいのだ。