昼間は西荻のさいのね庵、夜は広尾のボン・シャンブル、対照的な集会をふたつ、人間にたくさん会った。
さいのね庵は句会の仲間のうちだりょうこさんの朗読会だった。りょうこさん、どうやって素敵な声を出すのか、こんど訊いてみよう。
朗読会というのは馴染みがなかったが、人が読んでくれるのだから楽でよい。
主催者の富士栄さん(へんなおっさん)のご好意で「さいのね俳句会」の告知の時間をいただき、すこし喋らせていただいた。こんなときに、すっすっ、と配れるカードを日々携帯すべきだ。なにか作ろう。それに、ぼくが好きなりょうこさんの古着の句を紹介すれば気が利いていたと、いまは思う。おれが阿呆で悲しい。
ボン・シャンブルは、神戸の「フロマジュリーミュウ」のチーズをいただくパーティだ。念頭には終始「享楽」の二文字、楽しい会食。ま、平たく言えば、おゆきはんの店のチーズをおゆきはんが解説しながら振舞ってくれる会。チーズは絶品だし、働くおゆきはんを堪能できる。このブログを読んでおゆきはんに惚れている後輩ナガタを連れて行ったのだが、やつは恋する女の顔をしていた。
ぼくのご近所のY子さんもいて、「コミさんはなんか神戸が似合います」と。そう?
2次会のカラオケ(彼らからは3連休の幸福感が感じられた)は遠慮して、ナガタと二人で帰路に就いた。ぼくたちは結局いつもそうなのだが、なんだか頑張りたいよね、などと車中で話して別れた。
りょうこさんと富士栄さん、さいのね庵のまいこさん、ボン・シャンブルのユアサさん、そしておゆきはんとおジョブ、ナガタ、などなど、人の親切に生かされている四十手前のへんなおっさんなのだなあ、と、一人になった車中でしみじみ考えた。
なんにしても、賑やかな会の帰り道の、深夜の運転はよいものだ。
楽しい週末だった。もうこれでおゆきはんにもしばらく会えない。明日からは張り切って働く所存。




