題句の「咲いて」は、本来の「咲きて」のイ音便である。マラソンを走りながら、榛名湖畔のコスモスがきれいだった。
3時間ほど熟睡して、5時半に家を出た。体調もよく、力はすべて出し切り、3時間40分13秒で走った。これはこの4月にかすみがうらマラソンで記録した自己ベストを20秒更新するタイムだが、3時間40分台でゴールするのがこれで4回目だから、うれしさよりも悔しさが募る。完全なる牛歩だ。残り3キロからのスパートの賭けには成功したのだが、14秒及ばなかった。
しかし、今日の体調で平坦なコースを走れば、サブ3.5は達成できるだろうとは思う。自信は得た。好き好んで変わったコースを選んでいるのだから仕方がない。それにあくまでも目標はサブ3である。
榛名山一帯の、標高約1000メートルのカルデラを走るこのコースは、日本陸上競技連盟公認のものとしては最も標高の高い地点で行われるフル・マラソンだそうで、沿道は広葉樹林帯や平原、榛名湖などである。景観は抜群に美しく、山の空気は新鮮でひんやりとして肌に心地よい。だが、アップ・ダウンの繰り返しはちょっとした登山だった。実感こそなかったが、心肺機能も平地よりは落ちる。間違いなく、よいトレーニングになった。上位のランナーはそれを知っていてエントリーしている強者たちという感じなのか、10キロあたりで序列が定まってからは、まったく順位を上げられない我慢のレースだった。
レースのあとは榛名湖畔で観光をして帰れるし、総じて楽しいレースだった。完走を目指すような初心者にはおすすめしない。
高崎の市街地でベトナム料理を食ってから帰った。マラソンのあとのココナッツ・ジュースと海老の蕎麦は格別であった。








