たぬき住む丘住みやすし夏の月、12km, 20260630

明け方までW杯の試合を観て、熱狂し、悔しい思いをしたわりにはさっぱり数時間寝て、昼頃からせっせと働いた。

日本の敗退は、結果自体は驚くことではないとはいえ、無念が募る。

最前線でロング・ボールの落下点へと走り続けた上田綺世の表情は切なかった。「どんなに劣勢でも自分がゴールを奪えば打破できる」と決心し、結果を渇望する人のその顔には胸を打たれた。

日本のW杯優勝と、日本人のF1チャンピオンと、この2つのどちらかを生きてるうちに見られたら、どれほど嬉しいことかと思う。サッカーは決勝トーナメントで一度も勝ったことがく、F1はまだ一度もレースに勝ったことがない。その道のりの険しさは似ている。

すると、野球はどうなのか、というと、これは日常。夜のルーティン。ときに大きなドラマもある。

今夜はジャイアンツの主催で、弘前の球場でやっている。8回・9回に大勢とマルティネスから逆転して接戦を取ったから見事。これでジャイアンツと入れ替わって首位に戻った。なぜ勝てているのかというと投手陣ががんばっているからなのだが、4月からそれが続いて、今夜で70試合、シーズンの約半分を消化してしまった。しまった、という言い方も変なのだが、まさかこの時期に首位にいるとは思わなかった。が、素直に喜んで7月を迎えよう。本塁を奪った岩田の走塁は素晴らしかった。

深夜、12キロのジョグ。ひまわり、やもり、くちなしの花の香り、別れを惜しみ抱き合うカップル数組、不良少年少女たち数組、不良おじさん数人、酔っ払い数人、などなど。季節に関係なく走っていると、夏になると夜に人間がうじゃうじゃ彷徨い出すということはよくわかる。だれだって寒い夜に徘徊したりはしない。よって、彼らも季節のもの。6月は102キロしか走れなかったが、案外よいトレーニングができている。

満月がきれいだった。これは旧暦だと5回目の満月だから、皐月の満月。どうも先月(新暦の5月)の満月を皐月の満月とする流言も散見されるのだが、それは間違い。

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