ポール・マッカートニーの誕生日だったか。一曲も聴かず、すでに日付は変わっている。イギリス時間ではまだ18日だから聴こう。
ベタだが、「バンド・オン・ザ・ラン」。どうせ一曲だけを選び取ることは不可能なのだから、とりあえず。
せっかくなので今年の演奏をと思って探すとサタデー・ナイト・ライブの映像が見つかる。ポールの両翼はいつものメンバーだが、ドラムがレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスというのは豪華な取り合わせだ。1回目の曲調が変わるところ、チャドが叩くとレッチリっぽくなる。これはポールにとっても気持ちがよかったと見えて、後ろを振り返って顔を見合わせている。そして2回目の曲調の変化で、チャドはスティックを落とす。弘法にも筆の誤り、ではあるが、スティックを持ち直したチャドは、さらに演奏に熱が入ってよい。脚ではバス・ドラムを鳴らしまくって、彼らしい「重め」のストロークでぐいぐいバンドを引っ張っていく。一言で言ってしまえばグルーヴが気持ちよい。やっぱり味があるドラマーだ。
ついドラマーに注目してしまう。このあいだも奥田民生のことを書くつもりが湊雅史のことを書いたのだった。
それから、改めて聴くとラスティ・アンダーソン(下手側)のギターも聴きどころが多い。これはギタリスト冥利に尽きる曲だろう。イントロは失敗ができないし、テンポも大事。微妙なニュアンスも表現したいところだが、さすがベテラン、という感じ。後半のスライド・プレイも絶妙。
ポール・マッカートニーについては、言わずもがな、なのだ。84歳の誕生日おめでとうございます。あなたや、あなたの仲間たちの音楽に救われてなんとかやっております。
四方を壁に囲まれて、ここから出られないのか
もし出られたら、財産すべて寄付にやって
一日一杯の酒があればいい
深夜、時短トレーニングで6キロだけ走る。時間が欲しいよ、と言うには無駄な時間も多いのであって、そんなことは口には出せず、真面目に生きたいものだと思う。それで酒を絶っているわけだし。
酒断ちは2年と5か月になる。まあ、それなりにセルフィッシュだとは分ってやっている。散々飲んでおいてさ、と。
NHKのW杯の番組に出ている前園さんを見ると、なんだか、なんとも言えない。前園さん、よい感じのおじさんになってらっしゃるもの。で、なんとも言えない。

