今日も麻の靴下をおろして出かける。
近所の梅の実が育っている。梅の実・実梅・青梅などとすると夏の季語になる。そろそろ夏の歳時記の出番も近い。
銀座で昼休みを過ごす。教文館を物色し2冊本を買う。コナン・ドイルの『緋色の研究』と『カヴァフィス詩集』。前者はマイブーム、後者は訳が池澤夏樹ということで目に留まったのだが、めくってみて、最初の「壁」という題の一編がとてもよかった。この4聯の詩のうちの最初の2聯を以下に写す。
「壁」コンスタンティノス・カヴァフィス
思慮もなく、慈悲もなく、また恥もなく
彼らはわたしの周囲に厚く高い壁を築いた。
今、わたしはここに坐っている、絶望している。
何も考えられない。不運だけがわたしの心を領している、
──以下、略
これを立ち読みして、おや、と気になって買ってきたのだった。教文館はよい書店だ。
元楽でラーメンを食べて、カメラ屋を2軒覗いた。
存外に効果的な気晴しとなった。
リフレッシュが必要なのだ。山へ行くべきだし、見たい美術展は安野光雅とユージン・スミスがある。目黒シネマのプログラムも気になる。

