佐内正史「Strong memory」、25km, 20251110

早めに仕事を切り上げて、日が暮れる頃に走りに出る。

調布、深大寺、三鷹と抜け、井の頭のブック・オブスキュラを目指した。佐内正史の「Strong memory」のプリントの展示が今日までだった、と夕方に思い出したのだった。

俳句を捻りながら12キロ走って、閉店1時間前の18時に着いた。じつは、平日の月曜日だし、佐内正史とふたりきりだったらどうしよう、質問のひとつ用意しておこうか、と心配していたのだが、狭い店内には6、7人の客がすでにいて賑やかだった。全員が男性だったのは興味深かった。

佐内さんは顔見知りに作品の解説をしていて、ぼくもそれを立ち聞きさせてもらった。これが有意義で、この作家と作品の理解が進んだ。盗み聞いたことなのでぼくの記憶に留めておこう。

抜群に素晴らしい写真だった。簡単には言葉で表せないのがこの作家のよさである。そしてプリントが美しい。間に合ってよかった。

興奮した気分で店を出て、三鷹の古本カフェ・フォスフォレッセンスに寄ってから帰った。チャップリンの伝記とドイツ語の辞書を買った。店主には「チャップリンの本を選んでくださってありがとうございます」と言われた。すぐに読んで感想を伝えに来よう。

帰路は13キロ。往復で25キロ。好調。

JAFの会報誌の巻頭コラム「幸せってなんだっけ」を任されたとしたら、猫とヨガマットの上で過ごす時間のことから書き出そうと思った。これはたっとい時間だ。