午後から吉祥寺へ出かけた。掛かりつけの眼鏡店パークサイド・ルームで、懸案となっていた眼鏡のリフレッシュの相談をしてきた。この一年でマラソンなどを走っているうちにフレームの塗装の痛みが進行してしまった。やはり汗がいけなかった。状態を見てもらうと、表面を削ればまた綺麗になるということで安心した。これからも長く使えそうだ。それならばと、レンズも一緒に交換してもらうことにした。お店の記録簿によるとこの眼鏡は2017年9月10日に買ったみたいだ。約7年間の傷や痛みが愛おしい。その場で何枚か写真を撮らせてもらった。


「マラソン走っていてズレませんでしたか?」
「それがぜんぜん。レース中、一度も眼鏡に触れなかったです。ぼくも驚きました」
「へえ、すごいですねえ」
(あなたたちのフィッティングが上手いからだ……)
さて、大きな用事が済んでさっぱりした。お店のショー・ケースにはタート・オプティカルのヴィンテージが売られていた。なんとも言えない深みのある塗装に思わず見とれていると試着を勧められた。もちろん丁重にお断りした。仕事で成功したら手に入れたいものだ。
パークサイド・ルームをあとにして、その足でオー・マイ・グラスへ。ここではプラスチックのフレームを持ち込んで、それに合わせる度付きの調光レンズをオーダーした。これをスポーツ用の眼鏡とする算段だ。
眼鏡店を2軒ハシゴして散財してしまった。並びの古書店「百年」は我慢しておこうと心に決めていたのだが、全品20%オフの知らせが目に入って撃沈。何冊仕入れただろうか。おそらく10冊ぐらい。この店の棚はちょっとよすぎる。店を出て、今日は「よみた屋」は我慢しようと決意を新たにした。
マルイのモンベルで山用のロープを仕入れて吉祥寺を発った。この街にはないものがない。
西荻に移って、オトトハルへ。とその前にオトトハルの並びのノースウエストアンティークスをつい出来心で覗いた。そして出会ってしまったのがコンパス・チェア。ああ、なんか素敵だ。ひと目見た瞬間に我が家に連れて帰ることは決まっていた。

そしてオトトハルへ。店長もYCさんも元気そうでよかった。二人と喋っているあいだにも次から次へとお客さんがやってきて忙しそうだ。ゴーギャンの絵画のような柄の半袖のシャツを手に入れた。静岡が地元の店長に静岡市街地のホットな情報も教えてもらった。
帰り道、アテスウェイに寄るのは流石に我慢した。今日は本当にいい買い物ができた。いいものを長く使えるとぼくとしてはうれしい。
明日は静岡に泊まる。