川崎市平和館、個人的な八月のジャーナリズム、20240807

川崎市平和館を見学してきた。いい施設だと噂にはきいていたのだが、たしかにとてもよかった。まず全体的に、展示が子供向けに作られていないのは立派だ。資料館や博物館がなんでもかんでも子供向けの表現を用いるのは、長い目でみたら子供のためにもならないだろう、とぼくはよく思う。だいたいがまずは大人が賢くならなくてどうする。子供はそんなに馬鹿じゃない。彼らはよっぽど大事なことを知っている。むだな話はさておいて、内容は太平洋戦争に関する川崎市の記録と所蔵品が多いが、それだけではなく、進行中の紛争や、環境問題、経済格差、報道の自由など、幅広く扱っている。平和を、”平和を阻むものごと”というテーマで広く学習できる。15時に着いて、閉館までの2時間ではまったく時間が足りなかった。今日のところは常設展を半分ほど見ただけ。企画展もやっているから近いうちにまた訪ねよう。展示のテキストも、配布されている資料も、どれもとてもよく書けている、なんて言うと偉そうな言い方なのだが、これが本当に素晴らしいのだ。どなたか著名な学者が関わっているのではなかろうか。今度そのあたりも調べてみよう。今日は入らなかったが図書室の資料も気になる。

8月は平和について考えるいい季節だ。たしか昨年のいまごろは新木場の第五福竜丸展示館に行った。個人的な八月のジャーナリズムといったところだ。

帰り道に生活物資をあれやこれやと買い込んで、荒んだ生活がすこしは潤いそうだ。ナイターを見ながら手芸のようなことをして、そのあとで雨の中を6キロのジョグ。なかなかいい休日になった。

ぼくの気持ちが外へと向いていると、猫は寂しそうだ。ここのところ、とてもよそよそしく、いじけている。悪いことに金曜日からは出張に出かける。申し訳ない。

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