花を見たいが机に向かう、20240402

撮影は夜からだった。

昼間はいい天気だった。散歩に出て、よっぽど花を眺めたかったが、仕事を片付けなければいけなかった。仕方がないとはいえ、これは現代人の人生におけるとてもつらいことだ。縄文人だったら、今日は仕事はやめて、満開の花の下で家族水入らずで寝っ転がっていよう、となったかもしれない。

僕はソメイヨシノの咲いた散ったはすこし冷めた目で見ているのだが、それ以外の樹々の開花や芽吹きがとても気になる。ソメイヨシノも綺麗だが。

夕方、現場へと向かう車窓から街路樹や遠くの斜面の識別できない花を眺める。素晴らしい光景だなと思うが、同時に、政治家のポスターやどこかの歯医者の看板や、極めつけにはあの忌々しいアドトラックがずらりと並んだ広大な駐車場など(現場が横浜の郊外だったのだ)も発見して、公共デザインの意識の欠如が嫌になる。

公共デザインが気になり始めた。前から興味はあったのだが。なにか本を読んで、モデルケースになる自治体があれば実際に旅をして勉強してみたいものだ。国内はもちろん、それこそヨーロッパとか。いい旅のテーマになりそうだ。iPhoneのメモ帳の”旅のテーマ”フォルダに加えた。