午後は天気の回復が劇的だった。それでじっとしていられず、里山に入り、いくつかの気に入りの山桜が花を散らすところを見に行った。
山桜を前にして、ぱっと頭に浮かんだのは谷川俊太郎の「空の青さをみつめていると」だった。陽は絶えず豪華に捨てている──、の名詩。山桜は花弁を豪華に捨てている、という感じ。今年はよい桜を見た。と書きつつ、北に足を伸ばしてなにか撮影行を計画できないかしら、と欲が張ってきている。やはり山に自生する桜は好きだ。
夕方に走り、インターバル走で撃沈。約2週間後のマラソンはだめだな。
夜、もう一度里山に入る。都心の夜景と、満月が出るのを見た。ここのところは真っ暗闇に一人で身を置くことが楽しい。
スワローズはよい試合だった。0対1で迎えた9回裏に2点を奪ってサヨナラ勝ち。若手が粘って出塁し、彼らが走って、走って、ホームに帰ってきた。7回を1点に抑えた先発の奥川と、その後の2回を抑えた松本健の投球は見事だった。そしてその球を受けたのは20歳の鈴木叶である。美しい勝利だ。個人的なMOMは松本健に送る。
これで開幕5連勝。明日からの3連戦も神宮球場で行われるし、ましてや相手がドラゴンズなのだから、もう8連勝が決まっているようなものだ。
谷川俊太郎の詩集を手に取る。今日見たものに呼応する詩がいくつもある。やや。ジーニアス。たとえば「なんでもおまんこ」とかはぴったりだ。






