うららかやことに侘しき黒人歌、0km, 20260324

日向はシャツ一枚で過ごせるほど暖かかった。都心のソメイヨシノは5分咲きといったところか。

とても長閑で、ぼんやりする。

移動中と仕事中に聴いていたビリー・ホリデイとオスカー・ピーターソンは、春の空気によく合って、抜群によかった。黒人音楽の詩とメロディが、今日ほど自然に語りかけてくれたことはいままでなかった。いや、流石に何度かはあったか。しばしばあるか、これだけ聴いていれば。いずれにしてもうれしい。やはりブルーが、哀歌が、好きだな。

翻って日本人の、「春愁(しゅんしゅう)」と歌うことにした先人の心も、見事だと思う。

走る時間が、ない。自炊する時間も、ない。まあ、いいけど。ゴリララーメン食って帰宅。

「出かけますね?」
「ええ、出かけます」
「現場ですね?」
「現場です」
「飼い主最高だなあ」