昼は家の近所を歩いて写真を撮る。電車に乗ってリニア中央新幹線の橋本駅の建設現場にも足を伸ばした。地元出身の角田裕毅を応援する掲示物が駅前にずらりと貼られていて、ぼくは鼻が高かった。日頃、車やランニングで通過している街並みをゆっくり観察したという感じ。
夜はマサトくんが誘ってくれたタコパに参加する。
場所は広尾。自由が丘しかり、奥沢しかり、ここのところのおれは西荻や五反田から飛び出してどこで遊んでいるんだ、新しい友達とばかり会って旧友との付き合いをすっかり疎かにして、だいたいがハイソすぎやしないかね、とは思うが、マサトくんの誘いには乗ることにしているから、結果的にはこうなっている。
彼も忙しい人らしく、昨秋の初対面以来、何度もすれ違いがあって、会うのは今日が2回目。しかし、マサトくんが紹介してくれた縁によって、ぼくはすでに10人か15人くらいの交友関係を築いているから、その彼らと、いつも不在のマサトくんの話をしていたのだった。
そして、今夜の会は神戸にも関係しているから一連の縁はいよいよ面白い。たこ焼きを振る舞ってくれるのは神戸のチーズ店から出張して来たユキさん。会場の雑貨店のオーナーはぼくの故郷の阪急今津線沿線のご出身(駅は忘れた)。居合わせたお客さんのなかにも沿線の仁川出身の方がおり、さらに宝塚音楽学校の卒業生(背筋がピンと伸びていて見惚れた)までいらっしゃった。関西のなかでも、とても狭い阪急今津線界隈の関係者がずらりと揃ったのは不思議としか言えない。
神戸・宝塚の縁のほかにも、シャーロック・ホームズのシリーズを通読しているという読書家のユキコさん、コンデジで撮る人物の写真が素敵なカワイさん、ユキさんのパートナーでフランス人のベンジャミンさんまたの名をジョブさん、笑顔が素敵なナイスガイのヨシさん、などなど愉快な仲間と知り合う。こう書いておけばばっちり覚えられるだろう。
賑やかな楽しい会だった。主催者発表によると参加人数は20人。ユキさんの店のチーズとたこ焼きを腹一杯に食った。生き返る。
途中、ユキさんに代わってたこ焼きを焼く。「手際いいやん、さすが宝塚出身やん、いけるやんか」とユキさんに言われ、「まあ、ふだんはやらないですけどねえ」と嘘をついておいた。
ユキさんはぼくの名前をぜんぜん覚えないが、なぜか体重でぼくを覚える。あれで案外に世の中が数字で見えているような人なのかもしらん。「あっかーん、名前またちゃうやん、え、なんやったっけ、55キロやんなあ、体重は覚えてんねん」。体重が55キロだと知れると人に驚かれることだってあるわけで、ちょっと黙っておいてほしい。
東京のジョブさんの自宅に帰るというユキさん夫婦と、ヨシさんを、それぞれの自宅に送り届けてから帰路に就く。
ひとりになってからの夜の道がなんともいえずよいのはいつものこと。1時過ぎに帰宅。楽しかった。
また神戸に遊びに行く理由が出来て、そのことがうれしい。マサトくんありがとう。すべては君やで。神戸神戸。



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