ひめもすのんびりと机に向かう。
冬至を一週間ほど過ぎて、部屋に届く日差しは目に見えて増えた。それを猫も知っていて、日向で転覆しぐっすり眠っていた。
一応は仕事納めとしようか。明日は長い距離を気ままに走ろう。
夜はヨガマットの上に寝転がって何時間も過ごす。そうして池澤夏樹の『ノイエ・ハイマート』を読み終える。本を読み終えて自分の無思慮に気付かされるのはいつものことだが、この本もまさにそう。テーマは「難民」。後記の<しかし彼らは我らの一部である。人類はプーチンとネタニヤフを含む。いつだって殺される側・追われる側に対して殺し・追う側がいる(中略)彼らを書く力量は今のぼくにはない>という著者の言葉が重い。
こつごもり、小晦日。




