古書店の戸のすきまから冬の道、0km, 20251128

昼過ぎに仕事を切り上げる。

とくにあてもなく本八幡行きの電車に乗る。

なにも思いつかなければ神保町で降りることにして、電車に揺られながら思い出した。写真弘社で北島敬三の写真展示がある。それで神保町から二駅先の岩本町で降りた。

作品は「USSR 1991」。崩壊前夜のソ連で150日間に渡り撮られた作品群である。とてもよい。

あとから失礼な年寄りが入ってきて戯言を言い散らすのには参ったが、相手にはしてやらなかった。ぼくは案外非礼は許せるが、年長者の浅慮にはどうも我慢がならない。相手はぼくのことを知らないが、ぼくはこの年寄りがだれか知っている。こういう人間に限ってかしこまった振る舞いを都合よく用いるものだ。信用ならん。後味は悪いが、ひゃっ、きゃっ、と逃げた。それまで楽しそうに働いていたギャラリーの若いスタッフは逃げ出すわけにもいかない。これには同情した。

岩本町から神保町まで歩く。黄昏時。何軒か書店を回る。この古書店街の老店主たちは、みな謙虚で、若輩者のこちらが恐縮するくらいだ。安心して本を慈しめる。とても豊かな心持ちで地下鉄に乗って帰った。荷物は少々重くなった。今夜の主な収穫は三茶書房にて。

帰ってはだめではないか。本当はどこかのバーに顔を出して、夕飯も外で済ませようと思っていたのだ。まるで昨日と同じようなことをしてしまった。

それで駅前で買ってきたパンとハムを齧って手抜きの夕飯としたのだった。とても美味かった。と、書くと、Kくんに「肉食べてるじゃないですか」とか言われてしまうのだが、ま、たまには食う。仕方なしに食っている。肉は味が濃いね。

もう1時を過ぎたし、走らなくてもいいか。結局、F1カタール・グランプリのこの日のセッションをライブで観てから4時に寝る。

すっかりパキスタンの菓子に夢中だ。マクロで寄る。
ようやくチーターの正しい使い方を理解した猫。薄目でこちらを見て、得意な様子。かわいい。
自分は運動をし、
飼い主にはさせない。かわいい。