夕方、仕事の息抜きに走る。
さすがに身体は鈍っていて、すこし苦しい。それでも、大会に向けて早急にコンディションを戻す必要があるから、負荷をかけるために丘を越えていくルートを選んだ。腰は快調。
久しぶりに里山にも入り、樹々がすっかり紅葉を始めていることを知る。思えば野鳥もしばらく見ていないし、俳句のこともすこしも考えない日々だった。
そうして忙しかったあいだに季節をひとつ飛ばしてしまったことが口惜しいのは事実だが、まあ、仕方がない。とにかくいまは仕事、という感じ。
仕事ばかりしているとつい焦ってしまうものだが、いままで十分に風流も勉学もやってきた、と、そういう自負がたしかに残っているから案外に頼もしい。総じて「貧乏だが、妙に平気」という感覚がある。平気でいてどうする。そうか、昨日は若者に聖徳太子みたいだと言われたのだった。得意である。得意でいてどうする。そんなだからいつまでたってもうだつが上がらないのではないか。
などと考えながら、12キロのアップダウン・ジョグ。
核心に触れた、という気がする。
ここのところ南北アメリカ大陸を転戦しているF1の放送を追いかけるのがつらい。セッションはどれも深夜か未明に行われる。今週末はブラジル。見逃し配信にも頼りつつ、すべて観てはいる。ノリスなのか? ここへ来て圧倒的な速さ。いよいよ面白い。
昨日のつづき。
文学を読む意味のひとつは、言葉にならなかったことに想像力を働かせることである。と、思うこのごろ。



