葉山の神奈川県立近代美術館で「上田義彦 いつも世界は遠く、──Yoshihiko Ueda: From the Hip──」を観てきた。
とくに心を惹かれたのはチベットの写真と「at Home」のシリーズ。とくに後者は20代のころによく写真集を手に取ったものだ。改めてプリントで観てみると、ぼくの念頭には、やはりこれらの写真がずっとあったのだとよくわかる。
同道の後輩にフロム・ザ・ヒップという方法論を教えられてよかった。と言っても、ぼくが教えたわけではなく、最初の展示室に入る前に、上田さんがインタビュー映像を通して教えてくださるのだ。氏はとても静かに大事なことを話す。入り口の自動扉が開閉するたびに音声が聞こえづらくなるから、英語の字幕で情報を補完することになった。これから訪れる人にもぜひ聞き逃さないようにしていただきたい。
一通り観て庭に出ると、そこにいた先客が、いやーん、あはーん、などと吐かしながら写真を撮っている。上田さんの写真によってたまらない気持ちになったらしい。そりゃそうだ。ぼくたちもとうぜんフロム・ザ・ヒップで海などを撮った。
あと10日ほど開催している。会期中にもう一度行きたい。
テキトーに入った三浦海岸の寿司屋が美味かった。ぼくはたまたま2夜連続の寿司になった。すると面白いもので、身体にたしかな活力が湧いてきた。マラソン、走れそうな気がするではないか。
やはり海辺はよいものだ。


ローリング・ストーンズ「一曲紹介」は休載。

タイムアウト目黒「ローリング・ストーンズ・ナイト #1」
2025年10月26日(日)
イベントページ
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