自宅でのんびりと過ごす。昼間から料理を楽しんだ。
今日は滅多に会えない忙しい友人が現れた。これは与えられた休みだと思って羽を伸ばした。それで手作りの美味いチーズケーキにもありついた。最高だ。


ローリング・ストーンズ「一曲紹介」。
今日は、というか今日も、ぜひ聴き比べをして楽しみたい曲を選んだ。
1978年発表の名盤『Some Girls』のA面3曲目に収められた「Just My Imagination」は、モータウンのヒット曲のカバーである。オリジナルは1971年にテンプテーションズが歌った。
まずはオリジナルから。ストリングスとベースが中核を成す落ち着いたサウンドに、ギターとティンパニー、ハープ、木琴、ドラムのハイハットとリムショットが味付けで加わる。じっくり聴いてみるとなんと渋いアレンジか。素晴らしい。こんなアンサンブルでテレキャスターをしっとりと弾けたらさぞ楽しかろう、と個人的には思う。とくにイントロのギターのフレーズと音が絶妙だ。
さて、ストーンズになるとこう。ドラムのチャーリー・ワッツとベースのビル・ワイマンのビートを堪能できる曲に仕上がっている。ぜひ低音が聞こえる環境で聴いてほしい。とくに間奏とアウトロで”暗躍する”ビルがよい。それからロン・ウッド(ステージ下手が定位置のリード・ギター)のすべての所作がとてもセクシー。
こんなバンドで、キース・リチャーズ(ステージ上手が定位置)のようにテレキャスターをジャキジャキ弾くのも楽しかろう、とも思う。いや、ロニーが提げているようなゴージャスなギターでソロを取るのもよかろう、とも、やはり思う。
これは極めて平凡な煩悩だ。音楽演奏という時間芸術を前にしては、ひとりの人間にできることは限られている。ひとりに、1パート、だ。
では、この2つの演奏で、ギターに限らずひとつパートを選べと言われたら、なにを選ぶか。
ぼくならテンプテーションズのギターかな。なによりイントロが魅力だ。だが、ストーンズのベースも捨てがたい。いや、ロニーのリード・ギターもよいなあ。
この問いは、その人の音楽的な趣味を明らかにしやすいかもしれない。よい試金石になる2つのバージョンだ。鍵盤の選択肢がないのが欠点か。みなさんはどうでしょう。

タイムアウト目黒「ローリング・ストーンズ・ナイト #1」
2025年10月26日(日)
イベントページ
https://konomeame.net/portfolio/10-26-2025/