渋谷の地下の駐車場から地上に上がると桜が青空いっぱいに広がって鮮やかだった。野鳥も賑やかに飛び交っている。谷を上がってくる風が東京湾から吹いていることは、風向きと湿り気ですぐにわかった。海の匂いと街の生活の匂いが混じり合って、それはひどいものだった。ふつうに感じていたら、やっていられない。なにかしらの誤魔化しは必要になる。
それに頭が痛むのは花粉のせいだろうし、ぼんやりする。それでもいい季節だなと思えるから春はすごい。
帰りにゴリララーメンに寄って帰った。今日も朝が早く、帰る頃には自炊を体力も気力も失せていた。仕事はよく捗った一日だった。

