こんな慌ただしいときこそ、俳句をやるといいのだった、と思い出した。ということで一句鑑賞。
応応といへどたたくや雪の門 去来
外は雪。門を叩くものがある。家の主は、「おうおう」と返事をしながら突っ掛け草履をはき、渋々軒先へとでていくが、得体の知れない来客は門を叩くのをやめない。「いまあけるっつってんだよ、なんだ、こんな雪の中よう」と、ぶつぶつ吐き捨てる痩せた白髪男を思い浮かべる。よい。季語は雪、冬の句。
俳句を詠んで、気持ちが落ち着いた。この時間を忘れてはいけない。
フルマラソンからの回復は、アクティブレストと呼ばれる軽負荷の運動による方法をとっていたのだが、完全休養を設けることにした。4、5日から一週間、走らずに過ごす。筋肉に痛みはないが、6割ぐらいの力しか入らない状態が年明けからずっと続いている。血が流れたり、腫れたりすると、怪我をしたと認めやすいのだが、どうも筋肉の状態を測るのは難しい。
ある程度の練習量をこなせるようになると、練習を休むのにも勇気がいるものだ。休むと不安になる。いまのぼくは、たとえばプロ野球選手に対して、「状態が悪いなら休みなさいよ」などと軽々しくは言えない。以前は言っていた。
脚を休めるあいだは上半身の筋力トレーニングに励む所存だ。
夕飯はひきわり納豆と春菊のパスタにした。それからミニトマトも添えた。手抜き料理のつもりが、とても美味かった。茹で汁の塩の量を、昨日から測り始めたのだ。これまではいい加減に塩を掴んで入れていた。2リットルぐらいの鍋に、大さじ半分の塩、これくらいがちょうどいいらしい。茹で汁を舐めてみて、塩味はしっかりあるが、辛すぎないぐらいが舌で測るときの目安になるだろう。
