仲井戸”CHABO”麗市、ロックを聴くこと、20241123

よく寝た。ここのところはよく寝ている。かつて睡眠に悩まされたのが嘘のようだ。よく寝ることこそすべてだ。愛だのなんだのはそれからだ。寝ること、それは平和学の話しでもある。そうでしょう。

部屋を掃除して、本を読んで、夕方に家を出た。17時に六本木に着いて、CHABO BANDを観てきた。冬らしく晴れて、いい天気だった。

久しぶりのCHABOだった。おれはいままでなにをしていたんだ。引きこもりすぎていた。こんな音楽家、毎年、いや季節ごとに追いかけないでどうする。いま調べると、前回、CHABOを観たのは2015年5月18日だった。9年前。本当か? そのあともライブに足を運んだ気がするのは、気のせいか。9年前、ぼくは28歳、CHABOは65歳。いまは37歳と74歳。ちょうどCHABOの半分まで、ぼくが歳をとった。こうして、見様によっては、だんだん先輩に近づいていく。

今夜、確信した。ロックのライブに行くなんて、そもそもロックを聴くなんて、じつに情けないことだ。この音楽は、どうしようもない人たちのためのものなのだ。なにをやってもうまくいかなくて、ダサくて、かっこ悪くて、不器用で、人と仲良くできなくて、そんな人たちのためにロックがある。うまくいっている人たちは、いい歳していつまでもこんな音楽をわざわざ聴かない。そうに違いない。そんなこと、ようやくわかった。

と、強く書いてしまったが、まあ、ひとつの仮説だ。仮説は始まりにすぎない。「確信」は撤回しよう。とにかくロックは、おれに最高だ。

CHABO BANDは、仲井戸”CHABO”麗市、早川岳晴、河村”カースケ”智康、Dr.kyOnの4人だ。パフォーマンスは言わずもがな。

「六本木に行く気分さ」
「家に帰る気分さ」