セグメントを跨ぐ、谷川俊太郎さん逝く、20241119

今日も掛け持ち仕事の慌ただしい一日だった。いつもよく歩く街の見慣れた風景と、ふつうに暮らしていたらこれからも縁のないであろう世界と、地上と天上の二つの世を渡った。格差というのは、セグメント間に基本的には移動がないから格差なのであって、ぼくのようにたまたま業者として短時間に出入りすると、空気の違いに驚かされる。

天上での仕事の合間に、コーヒーと、バジルとレモンを使ったノンアルコールカクテルをご馳走になった。とても幸せな気持ちになった。美味と親切心は偉大である。地上では一人でコーヒースタンドのコーヒーを買った。これがなかなかいい店だった。八重洲のCAMELBACKという店。ラクダの背中。

23時ごろ、自宅の掃除を終えて、部屋がきれいになって、ようやく一息ついた。ここが自分の居場所だという感覚が有難い。それから谷川俊太郎さんの好きな詩を読んだ。

I feel like going home.
ここが居場所だ。
詩のおすそわけ。作・谷川俊太郎。荻窪の書店「Title」でいつか開かれた谷川俊太郎展で買った冊子『こんにちは』より。この詩の出典は新潮文庫『62のソネット+36』。