期日前投票、コーチャンフォー、フォワードと飛脚人夫、20241025

期日前投票のために、トレーニングがてら隣の駅の投票所まで走った。その若葉台の駅前では、自民党の候補が帰宅の人びとを待ち構えて、握手を求めていた。通行人の反応はまったく芳しくない。それだけを見ると票が集まるようには思えないのだが、都知事選だって蓋を開ければあの結果だった。彼らには長年に渡って作り上げた支持ネットワークがある。この週末、眠っている潜在的な支持層に、大量の電話がかけられ、投票が促されるだろう。すると事前の情勢調査とは違う逆転的な結果が、投票日当日に出る。それ自体は否定するようなことではない。熱心な支持者がいるということ、それだけだ。それに対抗する民意を集めることで政治の偏りは防げる(また、その政治の偏りを防ぐために、企業・団体献金の禁止政策などは有効であろう)。

ずっと自民党に任せてきた結果がこれだ。失われた30年が、このままずるずると40年にならないように、つぎの世代のための投票をしたいものだ。

小選挙区は立憲民主党候補の五十嵐えりさんに、比例は立憲民主党に投じてきた。

投票所のすぐ裏の、パチンコ屋と見紛う書店「コーチャンフォー」に寄って、本を何冊か選んできた。書店で買い物をするのは久しぶりだった。やはり書店でないと見つからない本がある。とても満たされた。買った本を脇に抱えて、走って帰った。するとラグビー・ボールをゴール・ラインに運ぶフォワードのような走り方になった。モノを持って走ると、そういうフォームに落ち着くらしい。中世の飛脚もだいたいこんな感じだったのではないか。江戸時代にタイム・スリップして、未来人の飛脚人夫として暮らす自分を想像した。「てえへんだ、てえへんだ」と息急き走って、勝海舟の屋敷に封書を届けたりするわけだ。まさか勝海舟も出入りの人夫が未来を知っているとは思いもしない。

今夜は店の外観を写真に撮った。どうですか、パチンコ屋ですよね? ぼくはこの街に暮らして2年間、パチンコ屋だと思っていた。これでなかなか気の利いた大型書店です。
後ろ足で眩しさを防ぐこともあるのね。