自宅での仕事を17時過ぎに終えて、多摩センターへ向かった。今回の衆院選に立憲民主党から立候補した五十嵐えり前東京都議会議員の演説を聞くためだ。丘を五つ越えて走った。雨にこそ降られなかったが、蒸し暑かった。真面目に走らないと時間に間に合わないから、なかなか走り甲斐があった。西には雲の切れ目からわずかに残照が見えて、さしずめ「走れメロス」のようだった。日々走っていると、この「走れメロス」状態はしばしばあって、それは当然ぼくを愉快な気持ちにさせる。
演説開始の5分前に到着した。チラシを受け取って読んでいると、五十嵐さんが目の前に現れて、「読んでくださってありがとうございます」と言って手を差し出された。握手に応じて「応援しています」と伝えた。応援するに決まっている。この街の衆院選の選挙区は東京30区である。ここで強いのは自民党の大物。負けるわけにはいかない。
蓮舫さんも応援に駆けつけた。ああ、蓮舫さん。おれは悔しいよ。でもあなたには、この夏、勇気をもらった。
五十嵐さん、とても誠実そうなかただ。いじめによる不登校、中卒、いくつもの非正規労働を経て、大学に通い直し弁護士になったという。年齢は40歳だから、就職氷河期世代でもあろう。人の痛みのわかるかただと期待したい。政策もまとも。
今回は小選挙区は五十嵐さん、比例は立憲民主党に投票することにした。やはりこの政党は、どう考えても、比較的(自公や維新と比べて)、いい政党だと思う。国政政党を選ぶうえで、ぼくが何より大事に思うのは、やはり平和憲法の維持の姿勢だ。関連して、防衛増税は断固反対。本当に生活が苦しいのだ。食料品の買い物をしていると、暗い気持ちになる。政治に求めるのは防衛増税ではなく、生活コストや収入アップの支援に決まっている。投票先として悩んだのはもちろん共産党である。政治のルールを守る、というのはそりゃ当たり前の話であって、だ。
帰りも走って帰った。往復で登りくだりを20キロ近く走って、とても満足だ。気持ちいい。キモちE。
