文京区散策ラン、20241015

今朝は、雑貨店の品物のティーカップをうっかり割る夢を見た。店員に自らの瑕疵を申告して、8,000円の代金を払った。案外の出費だった。財布から金をだすときに、店員はこちらの完全な不利をいいことに高値をふっかけてきてるんじゃないかと一瞬疑った。しかしとくに言うべき言葉も見つからなかった。怖い夢よりかはいいが、嫌な夢だった。

仕事をツっと終わらせて、14時前の電車に乗った。九段下で降りて、14時45分、日本武道館の前から走り始めた。念願の文京区散策ランである。といってもここは千代田区か。まあ、いい感じのスタート地点だとは思う。気持ちのいい秋晴れの午後だった。坂を下った神保町のあたりは、書店、楽器店、スポーツ用品店が並び、つい興味をそそられる。スノボーショップのほとんどはEDMをズンズン流していたが、一店だけアルバート・キングの『ボーン・アンダー・ア・バッド・サイン』を流している店があって、思わず振り向いた。ドレッドヘアの若い店員がノリながらボードを並べていた。いいね、おれにもわかるよ。小川町からお茶の水へと上れば懐かしい青春の街だ。十代のころ、この楽器街でバイト代をいくら使ったことか。ふたたび坂を下り、湯島を抜けて不忍池を周った。また坂を上って東京大学の三四郎池を初めて見学した。ほうほう、ここで三四郎が……。またまた坂を下って、後楽園で東京ドームを一周した。神宮球場に慣れていると、東京ドームの大きさに驚く。神田川沿いを江戸川橋、早稲田と抜けて高田馬場で明治通りに入った。日が暮れて、歩道もラッシュ・アワーだった。走るには適さないし、なんだか疲れた。新宿三丁目から新宿線の橋本行きに乗って帰宅。終わってみれば2時間45分でたったの17キロ。ずいぶんのんびりと散策していたみたいだ。

仕事を見守る猫。ツっと、ね。
スタートは日本武道館前。
「ユニオンで思い出さばき……」とは土岐麻子もうまいことを言ったものだ。
右に行けば「日光・水戸街道」、左に行けば「中仙道」。いい分岐だ。
東大の向かいにある喫茶店「こゝろ」。今日は通過。こんどは入ってみたい。
三四郎池。なるほど、これがいわゆる聖地巡礼というやつか。
構造が出っ張りすぎていて信号を待つぼくを不安にさせた「文京シビックセンター」。ここの展望台には登ったことがない。今日は通過。
祝勝ムードのビッグエッグを一周した。
昇ったばかりの月が明るかった西早稲田。
ラッシュ・アワーの時間でも閑散としている都営新宿線・新宿三丁目駅。新宿線から京王線への直通電車に乗るのが唯一の正解。
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