午後は走って日が暮れた。14時から17時まで、距離は30キロ。場所は調布飛行場一帯を選んだ。ノン・ストップのロング走トレーニングには近所で最も適している。ドルニエ機を眺めたり、大学の庭を抜けたり、飽きずに周回できる。走りながら、バナナ6本、水350ml、コーラ350mlを補給した。トレーニングのあとはゴリララーメンでチャーシューメンを食べた。チャーシューを筋肉に変換しようという算段だった、というのは建前で、本当はもっとタンパクな肉を摂取すべきだということはわかっている。
罪滅ぼしと、疲労回復のために、家に帰ってからボールいっぱいのサラダを食べた。
難しい本を読んで眠くなってしまうなら、外で走って過ごすのはアリだ。難しい本に挑むことが無意味だとはもちろん思わないが、しかし、難しい本というのは、それを読み解くプロに任せてしまうのも手だ。激しく運動をするぼくのような人間の個人的な感覚からすると、スポーツより勉強の方が、よほどエネルギーを使うと思う。だが世の中にはやはり、いくらでも高負荷の勉強を続けられるよ、などという金メダル級の超人がいるに違いない。そういうひとたちが学者になって、ぼくの代わりに難しい本を読んでくれたり、難しい本を書いちゃったりするのだ。ぼくは安心して走っていればよい。
ということで、もう何度も読んだカポーティの長編を繰って夜を過ごした。これくらいがちょうどいい。
