茗荷谷の迷路、少々の絶食、月夜のラン、20240820

朝起きると昨夜の頭痛は引いていた。あれは気圧の急変動と満月が原因だったのではないかとみている。高山病と痛みが似ていた。

原宿、茗荷谷、ふたたび原宿、と移動の多い一日だった。どちらも路地の多い街だから運転への要求は高い。東京らしい悪路を堪能した。

それにしても茗荷谷駅の南側の迷路のような住宅街には驚いた。駐車場を探していて、うっかり深みに填ってしまった。初手の選択を間違えたとすぐに感じて、駅前へと戻りたいのだが、さっぱり戻れない。一方通行に翻弄されるままに谷底へと降りて、江戸川橋のほうまで来てしまった。大きいクルマだったら立ち往生していたかもしれない。恐ろしく入り組んだ一画だった。大きく迂回して茗荷谷の駅前に戻って、今度は大通りから離れずにクルマを停めた。

この辺りはまったく土地勘がないが、なんとなく三四郎と美禰子が連れ立って歩いていそうな土地の雰囲気。知ればなかなか面白そうな街だ。史跡は多いだろうし起伏もあるから探索ランをしたらよさそうだ。上野からスタートして上野に戻るか、もしくは上野から池袋を目指すといいかもしれない。涼しくなったらぜひ実行しよう。そういえば、『こころ』の先生の家もこのあたり、あれはたしか護国寺だったか。さしずめ漱石ランとなりそうだ。

20時ごろ帰ってきて、すぐ夕飯にした。朝、昼と抜いたから約24時間ぶりの食事。たまにこの程度の絶食をすると身体が軽やかな気がする。「そろそろ食べないと」と思わなければ、けっこう楽なものなのだ。そんな健康法が流行ったら経済は回らない。……そう考えるといい健康法に思えてくる。

なんやかやと雑務を片付けて、0時過ぎに走りに出た。阪神戦の見逃し配信は7回途中で止めた。きっと負けただろう。ちょうど真南の方に上がった月が明るくて走りやすかった。

猫は走ってくれない。