どこにも出かけないくせに、つい連休中の渋滞情報を見てしまうこの心理はなにか。昼ごろの上り線の大渋滞を確認して「おお、混んでる、混んでる」とほくそ笑む。嫌らしい性分だとは思うが、この習性が普段の仕事の移動にも役立つのは事実。データの蓄積だ。
今日も自宅でゆっくりと過ごした。明日の月曜日にいくつか人に渡す仕事はすでに整っているから気が楽だ。
思う存分に本を読んだ。昨日から読んでいる池澤夏樹の『また会う日まで』はようやく半分を過ぎた。主人公の秋吉利雄は池澤さんの大伯父にあたる実在した人物。海軍軍人で天文学者でキリスト教徒というちょっと異色の人。明治に生まれ、大正に青春時代を過ごし、太平洋戦争のあとで亡くなった。この秋吉さんの生涯に沿って時代が描かれるから、当時の海軍やキリスト教徒の市民生活の雰囲気が感じられて興味深い。物語はいよいよ大正から昭和に入った。秋吉さんは海軍水路部の軍人として南洋の島で日食観測に勤しんでいる。その遠征には共同研究のためにアメリカの学者も日本の軍艦に同乗した。海軍といえども平時は長閑なものだ。さてこのあとで戦争の時代がどのように語られるか。なかなか面白くなってきた。
池澤さんの小説はだいたいそうなのだが、読んでいるとあれやこれやと調べ物をしたくなってぼくは脱線(というか途中下車か)する。時間はかかってしまうが、毎度、得難い読書体験となる。
夜は軽く走った。そのあとで夕飯はバナナを3本。最近はバナナだけで食事を済ませることがままある。これは究極の時短メシだと思う。美味いからいいのだ。とくに妥協はしていない。だけど人にはお勧めしません。
ナイターは惨敗。大瀬良に勝って九里に負けたら意味がない。
