丹下散歩、大雨と都庁と新宿パークタワー、デタッチメント、フラフラ、20240731

大手町で仕事を終えたのが18時過ぎ。地下の駐車場から出ると、ちょうど大雨が降り始めたところ。外気温計は10分ほどのあいだに31度から27度まで下がった。信号待ちのたびに窓から手を出して吹き荒れる冷たい風を感じた。

新宿でクルマを停めて、中央公園側から雨の都庁を写真に撮った。表側に回ると例のプロジェクション・マッピングが映し出されている。どんなものかと見物してみたが、たしかに映像も音楽もお粗末な代物だ。だが問題は制作物の善し悪しではなくて、金の流れだ。この催しに48億円もかかるとは信じ難い。現地で見るとそれがよくわかる。あまりの品のなさにばつが悪い思いをして、逃げるように展望台に上がった。雨の夜景はよかった。

1時間ほど新宿で過ごして、帰路についたのは20時過ぎ。さきほどまでの渋滞が嘘のように道はがらがらだ。ここのところはこうしてラッシュ・アワーを適当にやり過ごすことが多い。家路を急ぐときの、集団の野生的な雰囲気がどうも苦手だ。甲州街道を飛ばしながら、デタッチメントについて考えた。都庁の通用口から地下通路を駅へと向かう都の職員は、みな急いでいた。カメラをぶら下げてフラフラしている自分とは明らかに生活が違った。プールでプカプカ、街をフラフラ、いかれていかれていかれてロケンロール……。山口冨士夫がそんな歌を歌っていた。ティアドロップスの「フラフラ」という曲だ。家庭があったら、”適当にやり過ごして帰る”などと言っていられないだろう。子供の迎えや、炊事が待っている。ぼくはいよいよ孤立や無関心の深みから抜け出せないのではないかと、不安とも違うが、どうなることかわからなくなった。人が隣にいると眠れないことや、一人でできることばかりに惹かれることや、ラッシュ・アワーを嫌うことや、そんなことが少々気になった帰り道だった。

そして、ふらりとゴリララーメンに寄ってから帰った。本当に気楽なものだ。

以下、今夜の写真を何枚か。

ラッシュ・アワーの甲州街道の先に新宿パークタワー。
都庁を中央公園側から。反対側ではプロジェクション・マッピング。
雨に烟るビル群。これを見たかった。
ひときわ明るい渋谷方面。
夜に浮かぶ新宿パークタワー。
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