ランチはまともな食パンにありついた。香りがよくて、甘くて、ふっくらしている。
今日も家で大人しく本を読んで過ごした。積読の中から手に取ったのは武田泰淳の『滅亡について』。
18時からはナイト・ゲーム。阪口が4回途中で降板したのは残念だが、そのあとを継投でよく粘った。1点ビハインドの9回の裏、相手のピッチャーは栗林。先頭の代打・川端、つづく山田と単打で出塁したあと、岩田の一塁線へのバントが完璧だった。これでワンアウト二・三塁。ムーチョはよく粘ったが三振。ツー・アウトと追い込まれ、打席に立ったのは長岡。絶体絶命の場面で最も期待できるバッターだろう。そして初級のフォークを見事に打って打球は左中間を真っ二つ。ランナーが二人帰ってサヨナラ勝ち。チームメートから祝福のシャワーを浴びる長岡の殊勝気な、どこかクールな表情を、今年は毎試合のように見てきた。若手が年長者に物怖じしないでチームを引っ張るのがスワローズの美点だ。ナイス・ゲーム。これでカードも勝ち越した。まだAクラス入りは諦めたくない。
22時からはF1ベルギーGP。メルセデスとマクラーレンが、明らかにレッドブルより速い。終わってみればワン・ストップ作戦を成功させたラッセルが1位、チームメートのハミルトンがつづいてメルセデスのワン・ツー・フィニッシュ。3位にはマクラーレンのピアストリ。この3台が2秒以内の僅差でゴールした。レース後のトップ・スリーの控え室で、チームメートに負けた大ベテランのハミルトンは年甲斐もなくとても機嫌が悪そうだった。これには若いピアストリは立つ瀬がない様子。毎レースのように勝者が変わるトップ・グループの混戦も、チーム内バトルも、いよいよ面白くなってきた。角田裕毅、サインツ、ガスリーは浮上できず。彼らは我慢のときだ。
