バオ・ニンの『戦争の悲しみ』を読み終えた。この本に向き合うにはゆったりと落ち着いた時間が必要で、最後の二章を残して何日か机の脇に置いてあった。とてもいい小説だった。戦争だけではない、人間の悲劇性が描かれている。戦争文学を読んで、戦争には行きたくない、と個々人が個人的に思うことは当たり前のようで大切なことだ。そうでないと簡単に全体の都合のいいように個人は巻き込まれてしまう。戦争がいかに個人性を抹殺するかを、バオ・ニンは自らの体験を基に書いた。
夜は走るつもりで服を着替えたものの、身体が怠かった。それでベッドに横になって本を読んでいたらそのまま朝まで眠ってしまった。寝たのはまだ20時ごろだったと思う。たまたまハードな仕事が日曜日から続いて、かなり疲れていたみたいだ。実際、全身の筋肉がギシギシと固まっていたのは感じていた。まさか寝過ごして走らない日になるとは。結局は12時間ほど寝てずいぶん回復した。寝ればなくなる疲れだからさっぱりとしたものだ。生体の仕組みというのはつくづく面白い。
猫は眠り続ける飼い主をそっとしておくからとても思いやりがある。腹だって空くだろうに。どこの猫もそうなのだろうか。これが犬だったらどうだろうか。犬の飼い主はうっかり寝過ごして世話をすっぽかすなんてことはしないのだろうか。
