新宿の蝉、六本木の土岐麻子、高木大丈夫氏のバンド、20240724

昼過ぎに雷雨がやってきて、ベランダに置いてある気温計はたちまち5℃ほど下がった。ものすごいダウンバーストだった。窓を開けて、強烈な風と空気の変化を体感した。そのあとで涼しいうちにジョギングを済ました。やはり気温が低いと走るのは楽だ。

夕方から西新宿で撮影を一件。仕事を終えて、ちょうど帰宅ラッシュの時間だったから新宿中央公園を散歩してやり過ごした。蝉でも見つけようかと思ったのだが、みな高いところで鳴いているらしい。音は聞こえるが姿が見えない。というのも周囲に網を持った蝉取り少年が何人かいたからではないか。蝉だってやすやすと彼らに捕まるわけにはいかない。何百万年にも渡る遺伝子のリレーが、今日、新宿で蝉取り少年を拒否する。それで蝉の写真は諦めて、抜け殻を撮った。今度、夜にジョギングしているときにでも脱皮の瞬間を観察してみたい。以下にこの日の抜け殻コレクションを載せる。

そのあとで六本木に向かって、ビルボードライブ東京で土岐麻子のライブを観た。アミーガがチケットを取って招待してくれたのだ。開演前に軽食を済まして、スイーツも確保した。それにしてもメニューはどれもビールとの相性だけを考えているとしか思えない。フィッシュ・アンド・チップスも食べたが、ビールがないと少々しょっぱすぎる。前の席の、ロースト・ビーフと汗をかいたビールグラスをついじっと眺めてしまった。やっぱり夏だからだろうか、最近はビールを飲みたくなる。しかし、食後のティラミスとジンジャエールも悪くはなかった。

ビルボードライブ東京の土岐麻子のライブのときに食べたティラミス
スイーツとビールと、このさき一生どちらかを選べと言われたら難題だ。さすがにビールか? ビールかなあ。スイーツも強い。

今夜のバンドはとてもぼくの好みだった。バンマスはギターの高木大丈夫氏。すっかりこの人のファンになった。いい音楽家に出会った。土岐麻子は最高だ。そんなことは知っている。彼女の周りにはいいバンド・マンが集まるらしい。本当に素晴らしい演奏だった。

すべてのメンバーの手元が一望できるいい席だった。

ライブのあとで、都心の夜でシラフときたら、それはドライブをしたくなるというものだ。ビールを飲んでいないからこそできることがある。適当に走らせて、最後は神宮球場を一周してから帰った。今夜のオールスターゲームがここで行われていたことを知らなかった。時刻は0時に近かったが、ちらほらと野球ファンも見かけた。通用口ではプロ野球チームのロジスティクス部隊が奮闘していた。試合結果だけをみると嘘みたいな試合だ。よほど南風が強かったのだろうか。