西に梅雨明けの気配、この猫の習性、20240717

日中、西向きの窓に面した机で仕事をしていると何度か晴れ間が覗いた。いよいよ梅雨明けの気配が感じられて山に行きたくなる。しかし、猫の寝顔をこうして見ていると、家にいるのが最良のことだと思えてくる。猫の磁力は強い。元野良猫がこの狭い縄張りの中で満足して(そのように見える)暮しているのは不思議だ。脱走を企てる様子はまったくない。一昨日、久しぶりに一宮町を探索して、ここがこの猫の生まれ故郷だと思うと感慨深かった。その夜、帰宅して靴下を脱ぐと海岸の砂がさらさらと床に落ちたのだが猫は無感動だった。シャツにも潮風の匂いがしたはずなのだが……。いや、海辺に暮らしているからといって誰もがビーチ・ボーイ(またはサーファー・ガール)なわけではない。この猫を海辺で見かけたことはなかった。それにあの町に暮らしてサーフィンをやらないぼくも異質ではあった。この猫と肌が合うのはそういうところか。

昼の猫
夜の猫