敗戦から立ち直る、『老人と海』、20240712

ようやく敗戦から立ち直りつつある。スワローズじゃなくて選挙のほう。

東京で300万票を集めるにはテレビ視聴者の関心を集めたいところだ。ネットを駆使してもせいぜい石丸さんぐらいの票しか集まらないことはわかった。やはりテレビは強い。テレビを味方につけて見事に自民党に勝ったのが2016年の小池さんだった。テレビを味方につけるなんてちょっと不気味だし、なんとなく素直に喜べないが、ただ公平に報じてさえくれたら、とは思う。が、それは期待できない(悲しいことだ)。候補者が多いから選挙期間中は公平に報じられなかった、というのはまったくの詭弁だし、自らの無能さをアピールしているようなものだ。個別の報じるべき案件はいくつもあった。まあ、いい。それでぼくたちは街に出たわけだ。とても疲れた。蓮舫さんはもっと疲れただろう。だが負けない。サンチャゴ老人のように、痛みに耐えて何度でも立ち向かう。本当に、ひとつずつ民主主義を取り戻していかないと、そろそろまずい。

ナイターのあとでヘミングウェイの『老人と海』を読んだ。サンチャゴ老人は自分より強い相手に対し、ただただ肉体的に何度でも立ち向かう。諦めない。だが最後は力尽きる。帰港したサンチャゴ老人は、大魚との格闘はなにも語らずに、何日分かの野球の結果を知りたがった。美しい小説だ。