この週末は橋爪大三郎先生の『日本のカルトと自民党』を読んだ。沖縄「慰霊の日」であり都知事選の最初の日曜日に政治を考える。79年前、終戦間近の沖縄では日本軍が住民に集団自決を迫ったという証言も残る。一家の男が婦女子を自ら手に掛けたとも。メディアが戦意を煽っていた裏で、である。地獄だ。全体主義ないしは権威主義がどれだけ人間を粗末に扱ってきたかを知れば、今回の都知事選挙で選ぶべきは民主主義を大切にする候補しかない。ぼくは蓮舫さんに決めている。どうしても勝つ必要がある。本当に。
東京ドームのデイ・ゲームをテレビに映しながら、手元のiPadではスーパーフォーミュラの決勝レースを見た。本当はどちらかを見逃し配信で見たいところだが、日が暮れるとF1の前座のF2レースがあって、そのあとはF1のスタート前セレモニーが始まるから今日は過密スケジュールだった。はっきり言って散漫なスポーツ観戦だ。
野球。序盤にヤフーレが4点を失った。この投手の攻略法は左打者を並べることらしい。たしかに丸、大城、吉川あたりに苦労した。反撃は西川の3ランホームランだけ。1点及ばず。今日勝ってサンタテとしたかった。なぜなら火曜日からは鬼門広島での三連戦だ。いままではDAZNで野球を見ていたから広島主催ゲームは見られなかったのだが、もしかするとJ SPORTSで見られるか?
スーパーフォーミュラ。雨でスタートが約1時間遅れた。セーフティカー先導でレースは始まり、その後ローリング・スタート。しかし後方で起きたクラッシュによりガードレールが破損したことですぐにレース終了。レーシング・スピードでの周回はわずかに2周ほどだった。優勝は野尻、2位に岩佐、3位に坪井と上位はグリッド順のまま変わらずハーフ・ポイントが与えられた。小林可夢偉は15番グリッドから一気にトップ10にまで飛び込んだのだが、可夢偉が10番手の時点の順位がレース結果となった。まわりのドライバーが様子を見ながら1コーナーに進入していくなか、1人だけガツンとブレーキを踏んでインに飛び込んでいたのが元F1ドライバーの格の違いか。それにオーバー・テイク・システムと呼ばれるブースト・アップを作動させたのも彼一人だけ。やっぱり華がある。雨のレースのつづきを見たかった。
そしてスペインへ。F2は食事をしながら適当に見て、F1への気持ちを高めた。
F1決勝レース。ポール・ポジションからスタートしたノリスはフェルスタッペンをカバーしているあいだに3番手のラッセルにトップを奪われた。このラッセルの1コーナーの進入は年間オーバーテイク・アワードにノミネートされるに違いない。
ノリスは3番手に落ちたことで、厳しいレース展開になった。だがそれでもフェルスタッペンに勝つことに一貫して執着した彼の姿勢には痺れた。終わってみれば僅差でゴールしたフェルスタッペンとノリスの後ろは3位のハミルトンまで18秒も差があった。この二人だけが異次元の速さで戦っているのは彼らのチームメイトとの差を見ても明らかだ。それぞれペレスは8位、ピアストリは7位だった。ほかのチームは両ドライバーがだいたい並んでゴールしているなか、上位の2人だけはカテゴリーが違うみたいに速い。新時代のライバル対決の始まりを見せてもらっているのかもしれない。
フェラーリはまったく目立たないレースだった。角田はマシンが絶不調。トップ10の常連だったところから、まさかのテール・エンダーになってしまった。F1の開発競争の恐ろしさはまさにこれだ。
