これは一昨日のことだが、近所の大型書店に初めて行った。隣り町(若葉台のことだ)にこんなに大きな本屋があることをいままで知らなかった。その建物のことは知っていたが、ぼくはずっとそれを本屋とは思わず、パチンコ屋だと認識していた。店の名は「コーチャンフォー」という。北海道の会社らしい。コーポレート・サイトによると、関東地方にはここの他につくば市に1店舗あるだけで、それ以外はすべて北海道内に8店舗がある。東京の人間が知らなかったのも無理はなさそうだ。それにしても本当にパチンコ屋に見えるのだが、この感覚はぼくだけだろうか。外観を写真に撮っておけばよかった。
駐車場にクルマを入れながらも、やっぱりパチンコ屋みたいだと思ったが、一つフロアを上がって店内に入るとちゃんと本屋だった。
なかなか広い売り場だ。吉祥寺のジュンク堂の2フロアを合わせたのと同じくらいはあるのではないか。とくに目当てはなかったのだが、雑誌コーナーを見た。普段、雑誌をほとんど読まない。写真屋としてどうなのかと思うのだが、あまり興味が湧かない。それでもトレンドをたまにチェックする。といっても表紙を一通り見て回るだけ。やっぱりよく撮れている。見事だ。表紙カメラマンあっぱれだ。なにかたまに買う贔屓の雑誌でもあればと物色して選んだのは『文學界』と『すばる』。やれやれ。写真なんか一枚も載ってないんじゃないかな。だけどお金には限りがあるから買いたくないもを買うわけにはいかない。そもそも文芸雑誌だってめったに買わない。今回は新しい作家でも見つけたくて2冊を手に取ったのだ。
それで『文學界』の巻頭の町田康の短編を読んだのが今日のこと。(結局、ビッグ・ネームから読んでいる)
ところでコーチャンフォーとはなんのことか気になった。これは”Coach And Four”の音便で、つまり4頭立ての馬車のことらしい。なんて文学的な店名だろう。






