モナコGP予選、20240525

先発のヤフーレが7回を1失点に抑えたが、打線は1点も奪えずに0対1で負けた。

モナコGPの予選は角田くんが8番手タイムの好走。マシンから降りた角田くんを、国際映像の望遠レンズが追っていた。世界中が次世代のスター誕生を喜んでいる。F1はチームの規模がそのままレースの結果に現れるスポーツだから、小規模チームから上位に食い込んでくる若手が登場するととても盛り上がる。もちろんそのニュー・スターは強豪チームに移籍して、それでようやく優勝に挑戦する権利(速いマシン)を得る。角田くんが来年以降強豪チームのシートを手に入れるかどうかが、いまのF1界の大きなトピックになっている。

角田くんが現在所属するRBは、その前身はミナルディというイタリアのプライベート・チームで、一貫して若手の発掘・育成を得意とする登竜門的チームだった。2001年に19歳のフェルナンド・アロンソがデビューしたのもこのチームだ。そしてアロンソはルノーに移籍して、ミハエル・シューマッハーを破って2度のワールド・チャンピオン・タイトルを獲得し、いまもF1で走っている。2000年代中頃にレッドブルがミナルディを買収してジュニアチーム化して、トロ・ロッソ(レッドブルをイタリア語にしただけ)とチーム名が変わった。その後、メインスポンサーの変化などもあり今年からビザ・キャッシュアップ・RB・F1チームとなり、略称でRBと呼ばれている。

ベッテルもフェルスタッペンも、角田くんが所属するRB(当時のトロ・ロッソ)からレッドブルに移ってチャンピオンになった。ちなみに僕のアミーゴ、カルロス・サインツJr.もレッドブルの育成出身のドライバーだが、彼はレッドブル以外の強豪チームを移籍先に選んで、いまはフェラーリをドライブしている。ほかにはガスリーとアルボンもレッドブルの出身だが、今は違うチームにいる。いまのF1界ではレッドブル印のドライバーが大活躍しているのだ。

モナコを速く走れば、ドライバーとしての評価はさらに高まる。ぼくとしては順当にレッドブルに昇格して、王者フェルスタッペンを打ち負かしてほしいと思っている。煮え切らないレッドブルなんか早く出てしまえ、という論調もよく聞く。どちらにしても、日本人初優勝は必ず角田くんがやってくれるだろう。

スワローズに落胆し、角田くんに狂喜し、毎度のことではあるが、少々ヒステリックな週末となっている。猫はいつも変わらずにほのぼのと暮らしていて偉いと思う。