5時に起きて、6時に家を出た。ちょうどそのころ大粒の雨が降ってきて、機材の持ち出しには難儀した。だが、この時間に出れば、道はそれほど混まない。雨のドライブはRCサクセションを聴きながら竹芝まで。7時ごろ着いて、今日が締め切りの俳句6句の仕上げにかかった。昨晩のうちに書き出した推敲のためのメモを机の上に忘れてきたから、記憶を呼び起こすほかなかった。それでもなんとかまとまって、車中で葉書に清書をして、近くの郵便局のポストに投函した。
集合時間は10時過ぎだった。まだ1時間も余った。新年度、いわゆる「朝活」から始められたのは気分がいい。
待ち合わせ場所にタキさんがやってきた。このオジさん、熱狂的ドラゴンズ・ファンである。昨日まで、スワローズとドラゴンズは神宮球場で死闘を繰り広げた。厳しい戦いではあったが、結果は歴然、一方は勝率10割で首位、一方は勝率0割で最下位の開幕カードだった。
「神宮には行きましたか」と僕。
「いや、いかなかったですよ。なんだか中日ファンもずいぶん多かったですね」とタキさん。
「あんなに中日ファンが入るのは珍しいですよね。それにしても、どちらが勝ってもおかしくない三連戦でしたよ。とくに新加入の中田は守備でも打席でも脅威ですね」
「我々は中田より細川に期待していたんですけどね」
「ああ、無安打で終わっちゃいましたね」
「それに12球団で唯一の未勝利なんですよ」
「ああ、12球団で唯一ですか……」
開幕3戦ぐらいで一喜一憂しないことだと意見が一致したところで仕事に取り掛かった。
今日は3案件、出突っ張り。鈴鹿サーキットへの旅行も控えているから、ここ何日かは猛烈に働く必要がある。
出入り業者としての限界について考えつつ、猛烈に働いた。
夕方、カープファンのK君から仕事のメール。本題よりも、野球についての前段がよほど長い。開幕からの2戦を横浜スタジアムで観戦した彼は、残念ながら負け試合しか見られなかったわけだが、日曜日にチームが勝ったことで、この野球のない月曜日をいい気分で過ごせていると言う。
愛しい野球ファンたちよ。春である。
20時過ぎに帰宅。さすがに身体は疲れた。
