医者にかかる心理的ハードル、図書館で調べもの、二子玉川で買い物、菅、安倍、菅、尾中、藤田、藤田、20240321

朝、睡眠障害の初診にかかるために訪れた総合病院で、精神科は入院患者のみの対応だと、受付の職員にすげなく言われてしまった。やれやれ。たしかにホームページを改めて見てみると、小さく、書いてある。あまりにも小さいし、記載する場所も適切だとは思わない。まあいい。普段医者にかからない自分にとっては、医療を受けるのに心理的なハードルを感じる。医療業界の経済を考えると、医療従事者がまともに患者に向き合えるとは思っていない。人間ではなく、システムを信用していない。もちろん、いい医者や病院に出会えればそれは素晴らしいことだ。

病院はさておき、睡眠のことは真剣に考えることにした。眠る前にベッドで長く過ごさない。床に就いたら明日のことを考えない。身体の内部に意識を集中して腹式呼吸を繰り返す。それから昼間、自宅以外に居場所を見つけることだ。そのひとつが図書館。仕事場をどこか他に借りることも考えたい。そうすることで自宅は休む場所だと脳に認識させる。

ここまで原因と対策が見えていれば、医者にかかる必要もない気がするが、やはり睡眠薬を処方されたい。もう一度、病院は見つけよう。


仕事を終えて、午後の4時間ほどを図書館で過ごした。まず読んだのは安倍晋三の『新しい国へ 美しい国へ 完全版』だ。やれやれ。と、読む前からため息をつくのだが、仕方がない。研究のためである。まず気になるのは、すべり出しからして、幼い安倍氏と祖父との思い出が原体験として語られ、その引用される会話の真偽は、だれにも確かめようがないということである。政治一家の会話をドラマチックに切り取ることがある種の演出効果なのだろうか。だとするとなにを演出したいのだろうか。それについての判断はいまは置いておくとして、この本、終始、主語は「安倍家の晋三」であるところの「私」なのである。「私たち」ですらない。総理大臣だった「私」の「想い」を味わうべき本なのかもしれない。

社会保障に対する彼の考えを知るにもいいテキストである。いわく、払わない人がいるから破綻するのであって、制度には問題がない、ということだろうか。それを言っちゃおしまいよ、と思わなくもないが。とにかく、ちゃんと払えば、月に6万数千円が支払われ、慎ましい暮らし、すなわち憲法で保障された最低限の生活ができる、と。なるほど、勉強になる。いい教材かもしれない。

ちなみに巻末にも一言も触れられていないが、この本のブック・ライターはどんな人なのだろうか。興味は尽きない。


つぎに手に取ったのは菅義偉の『政治家の覚悟』。この人、記者会見でも質問に答えない、会話の難しい人だが、本をめくっても、読む気がしない。文体が、面白くない。時間もなかったから、今日のところはぱらぱらとめくっただけだ。


閉店間際の二子玉川のショッピングセンターへ向かった。本屋で菅直人『市民政治50年』、尾中香尚里『安倍晋三と菅直人 非常事態のリーターシップ』、藤田湘子『実作 俳句入門』『20週 俳句入門』を購入。藤田湘子は所属する俳句結社「鷹」の創始者である。俳句の研究にも時間をとりたい。