ある程度の長い距離を走るということは、もう疲れた、ここで止まってしまおうか、などの甘い誘惑を何度も振り払って、もう一踏ん張りを繰り返す行為であるから、マラソンという趣味を通して得られるのは、忍耐力であり、モチベーションを自己生産(これこそまさにセルフ・プロデュースか)する能力であろう。ずいぶんと実利的な趣味を持ったものだと思う。一言で言えばメンタルが鍛えられる。
読みたいテキストと、読まなければいけないテキストと、その両方が山のように溜まっていて、時間が足りない。前者は旅行記や小説であり、後者は新聞や俳句の本。
今日届いた大江健三郎の『親密な手紙』を数ページめくった。とてもよさそう。いままでこの作家の本は一冊も読んでこなかった。なぜかはわからないが縁がなかった。おそらく、名前が渋すぎたんだと思う。

