昨夜は『ワカタケル』を読み終わって、すっかり目が覚めてしまった。物語の典拠に触れたくて、『古事記』の該当箇所を漁り、さらに宮内庁のホームページで天皇家の系図を辿った。4時になってさすがに眠った。今朝は10時に起きた。
のんびりとした仕事初めだ。家を出るのは13時でいい。
身支度をあらかた整え、机に向かい、パソコンを開く。メールをチェックして、今週分の仕事の資料をしかるべきフォルダに移す。掃除と猫の世話をする。コーヒーを淹れて一息ついて、『万葉集』を開く。ワカタケルが詠んだ巻頭歌を味わう。
気がつくと13時を10分過ぎていた。慌てて服を羽織って玄関を飛び出した。飲みかけのコーヒーが惜しかった。下道で行く予定だったところを高速に乗って、予定通り14時前に渋谷に到着。18時まで建物の撮影。防寒対策は完璧と言ってよかった。じつに快適。
帰りも道が空いている。下道を選んだ。NHKのFM放送は『鍵盤のつばさ』。番組のナビゲーターである作曲家の加藤昌則氏は、リストとブラームスのパガニーニの主題を情熱的に解説していた。
渋谷の街は年始の今日も悪臭が漂っていた。あの地形に人や建物が集まれば無理もない。下水処理は限界を超えているのではないか。クルマの窓を開けて、冷たい風を顔に浴びながら帰った。防寒着に身を包んでいたからこれが気持ちいい。
