7時半に家を出る。クルマは霜に包まれていてハンドルが氷のように冷たい。車内に置いておく手袋を用意しなければいけない。ところが駅に向かう女学生たちはくるぶしから膝上までを露出していた。どうかしている。ダッシュボードの外気温計は1度を指していた。
青梅までのドライブはグールドの弾くインベンションの1番を何十回も繰り返し聴いて脳裏に焼き付ける。以前に一度挫折したこの曲に挑む。
自動車のロケ撮影。日曜日、どうも仕事という雰囲気にならないのは毎度のこと。考えてみればこの仕事のディレクターとの付き合いはもう10年に近い。お互いに慣れているから緊張感がないということもあるのだろう。
仕事は午前中に終わって、帰り道に食材と日用品をたっぷり仕入れた。これで今週はまともな暮らしが出来そうだ。肉を2パックも買った。普段は人と食事をしたときにしか肉を食べない生活をしているから、人と会う用事がないと肉から遠ざかってしまう。今日のところは挽肉を何日分かのミートソースにした。上々の出来。
学生時代から連戦連勝、負け知らずで生きてきたために、失敗を極度に恐れているという、ある人物の話を聞いた。自分の経験にはまったくないが、想像するとなんだか大変そうである。
夜、アップダウンの10キロ走。54分28秒、キロ5分26秒。

