猫の誕生日、20231102

猫が4歳になった。

3年前の今日、この猫を保護した。何年経ってもあの日の午後のことは鮮明に思い出せる。あの時、もし怪我を抱えたまま野良で暮らし続けたら、そう長生きは出来なかったと思う。こうして元気にそばにいてくれているだけで一つの達成だ。

あの日、この猫も猫なりの判断があって野良を諦めたのだろう、と思うと笑える。あれは確かに、なにかを嘆願する猫の顔だった。

本当は猫にたっぷり構ってあげたかったのだが、忙しい一日だった。仕事に加えて、私用をいくつも済ませた。

帰宅し、さきほど買ってきた猫のウェットフードを早速与えようと荷物を解いたのだが、買ったはずの餌がない。すぐに思い当たる。セルフレジの横に置いてきた。置いてきた記憶がしっかりとある。間違いない。情けない。面倒くさいことになった。

悪いことに今日に限って自宅にウェットフードのストックがなかった。このままでは誕生日の猫が不憫である。すぐに店に戻った。

店では僕が買った商品をちゃんと保管してくれていた。丁重に礼を言って店を出た。しかし、この粗忽はどうしたものか。生き方に疑問を抱かざるを得ない。本当に。

帰宅して野球を横目で見ながら、マラソン旅行のための荷造りを済ませた。大会のパンフレットも熟読した。コースはだいぶイメージできた。仙台の駅前の宿に空きが出たから、予約は変更してある。ホテルの駐車場までのアクセスも地図で確認した。粗忽者はすっかり影を潜めた。

猫とたっぷり遊んだ。

明日は渋谷で仕事が控えている。明後日から仙台へ行く。