バナナ、みかん、パクチー、ヨーグルト、20231027

仕事を片づけた14時ごろ、走りに出る。

いよいよレースまで1週間あまり。いまさらジタバタしても仕方がないのだが、つい遠くへ、速く、走ってしまう。困ったことに疲れが取れていない。最後の1週間はしっかりと休もう。

8キロ走った帰りに駅前の京王ストアに寄った。栄養を考えて食材を選ぶ。最後にビールを6缶カゴに入れたところで、決済手段がないことに気がついた。現金も、クレジット・カードも持っていない。スマホは持っている。しかし、このスーパーは電子決済に対応していない気がする。

「スマホのタッチ決済って、できましたっけ?」とレジの店員に恐る恐る聞く。
「できないんですよー」と店員。

彼女の申し訳なさそうな表情がこたえる。一目見て事情を察したのだろう。ふふ、この人お金持ってないんだ。ふふ、なんで半袖短パンなの?

礼を言って、踵を返した。

バナナとみかんとパクチーとヨーグルトとビールを売り場に戻す。他の客には申し訳ないが、仕方がない。

売り場を後戻りしながら、思考は京王ストアへの文句に移る。沿線で殿様商売していやがる。DXうんぬん、交通系ICとの親和性うんぬん、ぶつぶつ。もちろんこれは個人的な心理療法である。

駅前から坂を下って家に帰る。途中のコンビニでビールだけ買った。

家に帰っても虚しい。食材はあるにはあるが、物足りない。

バナナとみかんとパクチーとヨーグルトを食べられたはずなのになと思うと、とても悲しかった。

ビールが慰めだった。

眠ることに苦労している。レースまでの日数を考ると焦ってしまう。焦れば焦るほど眠れない。まいった。

よく遊んでよく食べた