朝食と昼食を兼ねて春菊の和風パスタを作って食べた。換気のために開けた窓から入る風がすがすがしい。爽やか、というと俳句の世界では秋の季語となるが、まさにそんな陽気だ。
コーヒーを入れてベランダにでた。椅子に座って本を読む。スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの『完全版 チェルノブイリの祈り』松本妙子訳。書かれてあるのは原発事故の犠牲者のあまりにも悲惨な体験。事故の処理にあたったものは死に、残されたものは強烈な差別にあった。多くの証言者がドイツとの戦争体験と原発事故を比較して話すのが印象的だ。この本の中で語られている悲劇は相当な量だが、それは、ここに書かれていないさらに膨大な悲劇を想像させる。原子力は人間の手には負えない。
18時からのナイト・ゲームをネット配信で観る。相手はベイスターズ。勝てば優勝。小川と今永の投げ合いには痺れた。両チームとも守備に見せ場が多かった。0対0の9回裏、ノーアウトからオスナが内野安打で出塁し、ムーチョがバントでランナーを2塁に送った。つづく丸山和郁が左中間へのクリーン・ヒットでサヨナラ勝ち。2年連続の優勝を決めた。堅い守備で守り勝った今夜の試合は、今シーズンのスワローズの強さを象徴している。村上を中心に打ちまくる試合が印象に残りやすいが、守備で着実にアウトを取っていく場面が今シーズンは際立った。とくにショートのレギュラーに長岡が納まり、内野が引き締まった。ブルペン陣は石山、清水、マクガフと勝ちパターンが抑え、最後のホームインの走者が塩見というのもこのチームの特長が表れていた。ナイス・ゲーム。