
16時から神宮前の路地での撮影だった。クルマから降りた瞬間からクラクラするような暑さ。風もほとんどない。クルマの外気温計は38度を指していた。
仕事中に何気なく街を行く人を見ていると、片手に携帯型の扇風機を持っている若者が多い。流行っているのだろうか。どこか滑稽ではあるが、いまや暑さ対策は死活問題である。その扇風機をドライヤーのように頭に向けて、髪を梳かしている女の子もいた。いろんな使い方があるものだ。それにしても月曜日らしくない人の流れだと思っていたのだが、そうか、学生は夏休みなのだ。
仕事は順調に終わった。日が暮れるのが早くなってきた。秋の日は釣瓶落とし、というように、これから先は日没が日毎に早くなってあっという間に秋めいてくる、はずなのだが、この異常な暑さも去ってくれるのだろうか。古からの季節感に頼るのがどうも心許ない。